MT5は「自動売買」ではなく「アルゴリズム取引」
ポンド円のスプレッド10社比較!ポンド円のスプレッドが大きいワケ
もう一つの理由は、1ポンドあたりの価格です。ドル円が1$=108円、ユーロ円が1€=121円に対して、ポンド円は1£=134円です。 100円の通貨が1%動けば1円の変動ですが、150円の通貨が1%動くと1.5円動くことになります。 つまり同じ変動率であっても、通貨によって動く金額が大きくなります 。ドル円やユーロ円よりも、通貨あたりの価格が高いポンド円は、価格変動の幅が大きくなることが多いでしょう。
ポンドという通貨の特徴を知ろう
取引量はドル、ユーロ、円に次いで第4位だが、価格変動は激しい
ポンドに影響を与える経済指標
指標名 | 発表時期 |
---|---|
BOE政策金利発表 | 毎月上旬 |
BOEインフレレポート公表 | 2・5・8・11上旬 |
失業率・失業保険申請件数 | スリッページの主な2つのタイプ毎月中旬 |
MPC金融政策委員会 | 毎月 |
IIP・鉱工業指数 | 毎月中旬 |
小売売上高 | 毎月中旬 |
GDP・国内総生産 | 四半期ごと |
CIP・消費者物価指数 | 毎月中旬 |
貿易収支 | 毎月10日頃 |
PPI・生産者物価指数 | 毎月 |
ポンド円のスプレッド10社比較
また、既に述べた通りポンド円の取引では情報収集が特に大事になってきますので、スプレッドだけでなく 情報収集力 という観点でFX会社を比較することも重要です。
※SBIFXトレード以外は全て原則固定、例外あり
※2022年3月時点
※外為どっとコム 「スプレッド縮小キャンペーン」対象期間:2022年5月9日(月)午前9時00分~2022年6月4日(土)午前3時00分
提示時間帯:対象期間中の各営業日午前9時~翌午前3時)
※2 パートナーズ FX nanoで3万通貨までの取引時の数値
少額取引なら「外為どっとコム」
初心者に嬉しいサービスが充実
「外為どっとコム」では自社でシンクタンクを設立しているくらい 情報面でのサポートに力を入れています 。FX初心者にとって大きな不安要素でもある情報収集がスムーズにできることが一番の特徴です。
- ポンド円のスプレッドが業界最狭0.スリッページの主な2つのタイプ 7銭~* ※1 原則固定(例外あり)
- 情報量が豊富
- FX投資について学べる
- 全30種類の通貨ペア
- Macで使える取引ツールがある
- 多様な注文方法がある
- Apple Watchとの連携が可能
- アプリでチャートを1画面でしか表示できない
- スキャルピング(短時間での売買)が推奨されていない
メリット:豊富な情報量と取り扱いペア数が多いことが強み
外為どっとコムは 「外為どっとコム総合研究所」 (外為どっとコム総研) を設立し、さまざまなニュースやレポートを発信しています 。為替の時事情報だけでなく、FXや投資全般について学べるコンテンツも展開。スマホアプリからも閲覧可能です。
通貨ペアは全部で30種類。マイナー通貨も取り扱っていて、メキシコペソ/円、人民元/円、ドル/トルコリラといったスワップ運用を狙える通貨ペアも揃っています。 スプレッドは ポンド/円0.7銭~* 、ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円*、ユーロ/ドル0.3pipsで提供(2022年3月7日時点)。
デメリット:スキャルピングが禁止されている
外為どっとコムの規約では、『短時間に、頻繁に行われる取引であって、他のお客様または当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼす行為』について『契約約款等に基づく契約の解除や取引に制限を実施することができる』という記載が。 スキャルピングをすると取引を停止されてしまう リスクがあります。
スリッページの主な2つのタイプ
最短口座開設日数 | デモトレード |
---|---|
即日 | 〇 |
口座数 | バイナリーオプション |
56万7635口座(2022年1月時点) | ◯ |
預かり証拠金残高 | 上場 |
120,015(百万円) (2022年1月時点) | 伊藤忠商事株式会社 |
電話受付時間 | 利用者像 |
24時間対応(平日)の電話サポート | 豊富な情報量をもとにFXトレードをしたい人 |
業界最狭水準スプレッド「SBI FXトレード」
スプレッドが最狭のFX会社・1通貨から取引が可能!
「SBI FXトレード」は、業界で唯一、 最小取引単位を1通貨 からに設定しているFX会社です。
- 1通貨単位 から取引可能!
- ドル円やユーロ円など 主要スプレッドが16社の中で1番狭い
- ポンド円のスプレッドも外為どっとコムに次ぐ業界最狭水準の狭さ
- ネット金融大手のSBIグループの高い約定力
- システムトレードができない
- 高性能だが 慣れるのに時間がかかる 取引ツール
メリット:超少額取引と取引コストが低いことが強み
SBI FXトレードは1通貨単位から取引が可能です。他のFX会社では、最小取引通貨単位が1万通貨単位か1,000通貨単位というところですが、 SBI FXトレードの場合にはなんと1通貨単位で取引することが可能です。 これは、1ドル100円の場合、最大レバレッジ25倍を適用すると、約4円の証拠金からトレードができる計算になります。
ドル円やユーロ円などの主要通貨のスプレッドが狭く、他の会社と比較しても群を抜いている数値で, ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル で提供されています。
デメリット:自動売買ができない
SBI FXトレードではシステムトレード(自動売買)ができません。メンタルに左右されず機械的に売買ができることが魅力のシステムトレード。 「システムトレードをやってみたい・興味がある」 といった人には注意が必要です。
また、新しくバージョンアップした取引ツール、リッチクライアント版「Rich Client Next」は、中級~上級者で多くの情報を見ながら取引をするトレーダーにとって使いやすい機能を多く追加した、 プロ向けの取引ツールです。 初めてFXを始める人にとっては注意が必要です。
ワイン大国・フランスのワインについて
厳しい認証制度
A.O.C
A.スリッページの主な2つのタイプ O.C(アー・オー・セー)とは、Appellation d'Origine Contrôlée (アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の略称で、「原産地管理呼称(原産地呼称統制)」のことを指しています。産地や品種、剪定方法などの栽培法、収穫量や製法などを厳しく規定しています。
産地の詐称やワインの質の劣化が横行したことをきっかけに、1905年から始まった制度で、1935年にできたINAO(Institut National del’Origine et de la Qualité、 /国立原産地名称研究所)によって管理されています。
A.O.P
A.O.Cと混同しやすいものにA.O.P(アー・オー・ペー)があります。Appéllation d’Origine Protégée(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の略で、フランスのA.O.Cを見本に1992年にEUに誕生した原産地保護呼称で、以降A.O.CはA.O.Pの一部を構成する制度となりました。
A.スリッページの主な2つのタイプ O.C法によって、かつてはA.O.Cワインに準ずる存在として分類されていたVDQS (Vin Délimité de Qualité Supérieure 、ヴァン・デリミテ・ドゥ・カリテ・シュペリウール)ワインはA.O.Pに該当することとなりました。
I.G.P
I.G.P(イー・ジェー・ペー)は Indication Géographique Protégée(アンディカシオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)の略で、生産地域に着目したEUで規定された地理的表示です。A.O.C(AOP)を頂点とし、I.G.Pはその下に位置づけされている規格となります。A.O.Cが産地との強い関連性が求められるのに対し、I.G.Pは社会的評価が高ければ登録が認められます。ぶどうの産地や品種の規定もそれほど厳しくなく、官能審査(人間の感覚を用いた検査)も任意で行います。
フランスではINAOが統括していて、以前はA.O.C法によって Vin de Pays(ヴァン・ド・ペイ/地方のワイン)に分類されていたワインはこのI.G.Pに該当します。
Vin de Table
Vin de Table(ヴァン・ド・ダーブル/テーブルワイン)はI.G.Pよりもさらにカジュアルなワインとして位置づけされていて、生産地域の表示のない一般消費用のテーブルワインとして分類されます。
フランスワインの2大生産地
ボルドー
ボルドー(Bordeaux)はフランス南西部に位置する地域で、ジロンド( Gironde )県に属しています。古語の Au bordde l’eau( 水のほとり)を意味する地名の通り、ガロンヌ川( Garonne )、ドルドーニュ川( Dordogne )の2つの大河が大西洋に流れこみ、港町として世界にワインを流通させてきました。
4世紀からブルゴーニュと並ぶワインの銘醸地でした。ジロンド県が属するアキテーヌ地域圏( Aquitaine )が英国領となった時代があり、イギリスとの交易でワイン産業が世界的に栄えたという歴史的背景があります。
ボルドーは赤・白・ロゼ・スパークリング、甘口から辛口まで、さまざまな種類のワインを生み出す産地ですが、最も有名なのがメドック地区(Medoc)の長期熟成型の赤ワインでしょう。また、ソーテルヌ地区 (Sauternes) の甘口貴腐ワインでも有名です。
ボルドーの赤ワインに使用できるぶどうの主な品種はカベルネ・ソーヴィニヨン (Cabernet Sauvignon) 、カベルネ・フラン (Cabernet Franc) 、マルベック (Malbec) 、プティ・ヴェルド (Petit Verdot) 、メルロー (Merlot) です。ちなみに、カベルネ・ソーヴィニヨンはボルドー原産のぶどうで、ワイン用ぶどうとして世界一有名だと言えるでしょう。小粒で皮が厚く、種が大きくて果肉は少なめなので、色の濃い、渋みの強いワインになります。
ボルドーの白ワインに使用されるぶどうの主な品種は、ソーヴィニヨン・ブラン (Sauvignon Blanc) 、セミヨン (Sémillon) などです。セミヨンは貴腐ワインの主役となる原料でもあります。
ボルドーの格付け
ボルドーの格付けは、ぶどう畑の所有者(シャトー、 château )ごとにあります。ボルドーのトップクラスの格付けワインは世界最高峰とされ、「5大シャトー」と呼ばれます。5大シャトーとは、「ラフィット・ロートシルト( Lafite Rothschild )」「 ラトゥール ( Latour )」「 ムートン・ロートシルト ( Mouton Rothschild )」「 マルゴー ( Margaux )」「 オー・ブリオン ( Haut Brion )」で、ワインマニア達の永遠の憧れの存在です。
ブルゴーニュ
ブルゴーニュ(Bourgogne)はフランスの東部、パリ南東部に位置する地域です。ぶどうの栽培地域は北のシャブリ( Chablis )地区、北端のディジョン(Dijon)から南のリヨン(Lyon)まで細長く170kmの地域に集中しています。高級ワインとして知られる「ロマネ・コンティ( Romanée-conti) 」や、日本では風物詩となった「ボジョレー・ヌーボー(Beaujeu nouveau)」はブルゴーニュ産のワインです。
ボルドーとは違い、単一品種のぶどうで造られるものが主流で、赤ワインはピノ・ノワール (Pinot Noir) またはボジョレーの原料として知られるガメイ (Gamay) 、白ワインにはシャルドネ (Chardonnay) などの品種が使われます。ピノ・ノワールのワインは口当たりが絹のように滑らかで、渋みは柔らかく酸味がしっかりとしています。
ブルゴーニュの格付け
- グラン・クリュ(Grands Cru/特級畑)・・・畑の名が表記される。ロマネコンティはピノ・ノワール種のグラン・クリュの名称。
- ブルミエ・クリュ(Premier Cru/一級畑)・・・村名と畑の名が表記される。
- 村名アペラシオン・・・村名が銘柄として表記される。
- 地区アペラシオン・・・「ブルゴーニュ」が銘柄として表記される。
フランスの5大産地
ロワール
ロワール(Loire)は全長約1,000km、フランス最長のロワール川流域に点在する山地です。地域ごとに土壌や気候に違いがあり、すべてを把握するのが難しい地域でもあります。多くの品種のぶどうから多種多様なワインを造っている地域です。フランスのロゼワインの中で最も知られているロゼ・ダンジュー( Rose d'Anjou )はロワール地方で造られています。
アルザス
アルザスで造られるワインの90%が白ワインです。ドイツやアルザスの代表品種である、リースリング (Riesling) などを使った辛口ワインが多く造られていることで知られています。また、アルザスは自然派の生産者が多いことでも知られていて、天然酵母を使ったナチュラルな味わいのワインも数多く生産されています。
コート・デュ・ローヌ
コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)はフランス南東部に位置するローヌ川( Le Rhone )流域にある、ボルドーに次ぐ生産量を誇る産地です。南北に長く広がる土地なので、多様なワインが造られています。
南部の産地ではグルナッシュ( Grenache )やシラー、ムールヴェドール (Mourvèdre) などの赤ワイン用品種8種と、クレレット・ブランシュ (Clairette blanche) ブールブーラン(Bourboulenc)や、ルーサンヌ( Roussanne )などの白ワイン用品種5種の使用が認められていて、それらの品種のぶどうをブレンドしてワインを醸造しています。
シャンパーニュ
1680年に修道士のドン・ペリニヨン( Dom Pierre Pérignon) が泡を瓶に封じ込める製法を確立させ、複数のヴィンテージのワインをアッサンブラージュする醸造法を生み出します。その後18世紀に瓶詰めのワインが輸送できるようになってからは世界中でシャンパーニュのワインが愛されるようになりました。
MT4でバックテストが動かない時の16項目のチェックリスト
ゲムゲム
おすすめカテゴリー | |||
---|---|---|---|
ホーム | 自動売買 | ボーナス | スプレッド |
GEMFOREX | GogoJungle | Let's REAL |
MT4でEAが動かない時のチェックリスト
1.ヒストリカルデータを入れ替えているか(初期のままだと動かない)
2.MT4とMT5を間違えていないか
MT5は「自動売買」ではなく「アルゴリズム取引」
3.ex4ファイルを間違えた場所に入れていないか
4.EAをインポートした後に更新または再起動しているか
5.口座番号を間違えていないか(口座縛りの場合)
6.通貨ペアを間違えていないか
7.通貨ペアのシンボルが間違っていないか
8.時間足を間違えていないか
9.MT4を再起動してみる
10.期間を変えてバックテストをする
11.他のEAを動かしてみる
12.TPやSL・MaxSpreadを変える
13.設定スプレッドを変える
14.単利・複利を変更する
15.エキスパート設定のパラメーターを確認する
スリッページの主な2つのタイプ
パラメーターの設定で通貨ペアの指定が必要なEAもある
16.ヒストリカルデータを入れ直す
ゲムゲム
MT4でバックテストが動かない時の16項目のチェックリスト
ゲムゲム
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MT4でEAが動かない時のチェックリスト
1.ヒストリカルデータを入れ替えているか(初期のままだと動かない)
2.MT4とMT5を間違えていないか
MT5は「自動売買」ではなく「アルゴリズム取引」
3.ex4ファイルを間違えた場所に入れていないか
4.EAをインポートした後に更新または再起動しているか
5.口座番号を間違えていないか(口座縛りの場合)
6.通貨ペアを間違えていないか
7.通貨ペアのシンボルが間違っていないか
8.時間足を間違えていないか
9.MT4を再起動してみる
10.期間を変えてバックテストをする
11.他のEAを動かしてみる
12.TPやSL・MaxSpreadを変える
13.設定スプレッドを変える
14.単利・複利を変更する
15.エキスパート設定のパラメーターを確認する
パラメーターの設定で通貨ペアの指定が必要なEAもある
16.ヒストリカルデータを入れ直す
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ワイン大国・フランスのワインについて
厳しい認証制度
A.O.C
A.O.C(アー・オー・セー)とは、Appellation d'Origine Contrôlée (アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の略称で、「原産地管理呼称(原産地呼称統制)」のことを指しています。産地や品種、剪定方法などの栽培法、収穫量や製法などを厳しく規定しています。
産地の詐称やワインの質の劣化が横行したことをきっかけに、1905年から始まった制度で、1935年にできたINAO(Institut National del’Origine et de la Qualité、 /国立原産地名称研究所)によって管理されています。
A.O.P
A.O.Cと混同しやすいものにA.O.P(アー・オー・ペー)があります。Appéllation d’Origine Protégée(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の略で、フランスのA.O.Cを見本に1992年にEUに誕生した原産地保護呼称で、以降A.O.CはA.O.Pの一部を構成する制度となりました。
A.O.C法によって、かつてはA.O.Cワインに準ずる存在として分類されていたVDQS (Vin Délimité de Qualité Supérieure 、ヴァン・デリミテ・ドゥ・カリテ・シュペリウール)ワインはA.O.Pに該当することとなりました。
I.G.P
I.G.P(イー・ジェー・ペー)は Indication Géographique Protégée(アンディカシオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)の略で、生産地域に着目したEUで規定された地理的表示です。A.O.スリッページの主な2つのタイプ C(AOP)を頂点とし、I.G.Pはその下に位置づけされている規格となります。A.O.Cが産地との強い関連性が求められるのに対し、I.G.Pは社会的評価が高ければ登録が認められます。ぶどうの産地や品種の規定もそれほど厳しくなく、官能審査(人間の感覚を用いた検査)も任意で行います。
フランスではINAOが統括していて、以前はA.O.C法によって Vin de Pays(ヴァン・ド・ペイ/地方のワイン)に分類されていたワインはこのI.G.Pに該当します。
Vin de Table
Vin de Table(ヴァン・ド・ダーブル/テーブルワイン)はI.G.Pよりもさらにカジュアルなワインとして位置づけされていて、生産地域の表示のない一般消費用のテーブルワインとして分類されます。
フランスワインの2大生産地
ボルドー
ボルドー(Bordeaux)はフランス南西部に位置する地域で、ジロンド( Gironde )県に属しています。古語の Au bordde l’eau( 水のほとり)を意味する地名の通り、ガロンヌ川( Garonne )、ドルドーニュ川( Dordogne )の2つの大河が大西洋に流れこみ、港町として世界にワインを流通させてきました。
4世紀からブルゴーニュと並ぶワインの銘醸地でした。ジロンド県が属するアキテーヌ地域圏( Aquitaine )が英国領となった時代があり、イギリスとの交易でワイン産業が世界的に栄えたという歴史的背景があります。
ボルドーは赤・白・ロゼ・スパークリング、甘口から辛口まで、さまざまな種類のワインを生み出す産地ですが、最も有名なのがメドック地区(Medoc)の長期熟成型の赤ワインでしょう。また、ソーテルヌ地区 (Sauternes) の甘口貴腐ワインでも有名です。
ボルドーの赤ワインに使用できるぶどうの主な品種はカベルネ・ソーヴィニヨン (Cabernet Sauvignon) 、カベルネ・フラン (Cabernet Franc) 、マルベック (Malbec) 、プティ・ヴェルド (Petit Verdot) 、メルロー (Merlot) です。ちなみに、カベルネ・ソーヴィニヨンはボルドー原産のぶどうで、ワイン用ぶどうとして世界一有名だと言えるでしょう。小粒で皮が厚く、種が大きくて果肉は少なめなので、色の濃い、渋みの強いワインになります。
ボルドーの白ワインに使用されるぶどうの主な品種は、ソーヴィニヨン・ブラン (Sauvignon Blanc) 、セミヨン (Sémillon) などです。セミヨンは貴腐ワインの主役となる原料でもあります。
ボルドーの格付け
ボルドーの格付けは、ぶどう畑の所有者(シャトー、 château )ごとにあります。ボルドーのトップクラスの格付けワインは世界最高峰とされ、「5大シャトー」と呼ばれます。5大シャトーとは、「ラフィット・ロートシルト( Lafite Rothschild )」「 ラトゥール ( Latour )」「 ムートン・ロートシルト ( Mouton Rothschild )」「 マルゴー ( Margaux )」「 オー・ブリオン ( Haut Brion )」で、ワインマニア達の永遠の憧れの存在です。
ブルゴーニュ
ブルゴーニュ(Bourgogne)はフランスの東部、パリ南東部に位置する地域です。ぶどうの栽培地域は北のシャブリ( Chablis )地区、北端のディジョン(Dijon)から南のリヨン(Lyon)まで細長く170kmの地域に集中しています。高級ワインとして知られる「ロマネ・コンティ( Romanée-conti) スリッページの主な2つのタイプ スリッページの主な2つのタイプ 」や、日本では風物詩となった「ボジョレー・ヌーボー(Beaujeu nouveau)」はブルゴーニュ産のワインです。
ボルドーとは違い、単一品種のぶどうで造られるものが主流で、赤ワインはピノ・ノワール (Pinot Noir) またはボジョレーの原料として知られるガメイ (Gamay) 、白ワインにはシャルドネ (Chardonnay) などの品種が使われます。ピノ・ノワールのワインは口当たりが絹のように滑らかで、渋みは柔らかく酸味がしっかりとしています。
ブルゴーニュの格付け
- グラン・クリュ(Grands Cru/特級畑)・・・畑の名が表記される。ロマネコンティはピノ・ノワール種のグラン・クリュの名称。
-
スリッページの主な2つのタイプ
- ブルミエ・クリュ(Premier Cru/一級畑)・・・村名と畑の名が表記される。
- 村名アペラシオン・・・村名が銘柄として表記される。
- 地区アペラシオン・・・「ブルゴーニュ」が銘柄として表記される。
フランスの5大産地
ロワール
ロワール(Loire)は全長約1,000km、フランス最長のロワール川流域に点在する山地です。地域ごとに土壌や気候に違いがあり、すべてを把握するのが難しい地域でもあります。多くの品種のぶどうから多種多様なワインを造っている地域です。フランスのロゼワインの中で最も知られているロゼ・ダンジュー( Rose d'Anjou )はロワール地方で造られています。
アルザス
アルザスで造られるワインの90%が白ワインです。ドイツやアルザスの代表品種である、リースリング (Riesling) などを使った辛口ワインが多く造られていることで知られています。また、アルザスは自然派の生産者が多いことでも知られていて、天然酵母を使ったナチュラルな味わいのワインも数多く生産されています。
コート・デュ・ローヌ
コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)はフランス南東部に位置するローヌ川( Le Rhone )流域にある、ボルドーに次ぐ生産量を誇る産地です。南北に長く広がる土地なので、多様なワインが造られています。
南部の産地ではグルナッシュ( Grenache )やシラー、ムールヴェドール (Mourvèdre) などの赤ワイン用品種8種と、クレレット・ブランシュ (Clairette blanche) ブールブーラン(Bourboulenc)や、ルーサンヌ( Roussanne )などの白ワイン用品種5種の使用が認められていて、それらの品種のぶどうをブレンドしてワインを醸造しています。
シャンパーニュ
1680年に修道士のドン・ペリニヨン( Dom Pierre Pérignon) が泡を瓶に封じ込める製法を確立させ、複数のヴィンテージのワインをアッサンブラージュする醸造法を生み出します。その後18世紀に瓶詰めのワインが輸送できるようになってからは世界中でシャンパーニュのワインが愛されるようになりました。
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