「家計の金融資産保有意向と郵政の民営化に対する考え方」調査結果
国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷野 剛)は、「gooリサーチ」登録モニターを対象に「家計の金融資産保有意向と郵政の民営化に対する考え方」について調査を実施しました。有効回答者数は30,447名にのぼりました。
- 家計は金融資産の安全性を重視。今後も預金や郵貯の保有意向は強い。
- 多額の金融資産を保有する高齢者層の一部では、株式などのリスク資産保有の意向が高め。
- 郵貯保有の主な理由は、アクセスの良さなどといった利便性。
- 郵政民営化後も、既存のサービス水準が保たれれば、大きな資金移動が起こる可能性は低く、郵政民営化後も、郵貯は大きく減らない可能性が高い。 金融資産とは
- 郵政民営化に最も期待することは、「政府部門全体でのリストラ実現」。
調査結果のポイント
(1) 金融資産の保有意向
(2) 郵貯の保有理由
(3) 郵政新会社に期待すること
(*1)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(5.0万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心 とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(3.0万人)、団塊世代、シニア層と、若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(1.2万人)を含め、31万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH17年12月現在)
株式会社三菱総合研究所 政策・経済研究センター
(Tel) 03-3277-0594、(Fax) 03-3277-0599、(E-mail) [email protected]
株式会社三菱総合研究所 Eリサーチグループ
(Tel) 03-3277-0719、(Fax) 03-3277-0523、(E-mail) [email protected]
株式会社三菱総合研究所広報部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003(Fax) 03-3277-3490、(E-mail) [email protected]
NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 リサーチグループ
(Tel) 03-5224-5380、(FAX) 03-5224-5201、(E-mail)[email protected]
NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 金融資産とは 広報グループ
(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) [email protected]
1. 調査対象 | 「gooリサーチ」登録モニターおよびgooユーザ |
---|---|
2. 調査方法 | 非公開型インターネットアンケート |
3. 調査期間 | 平成17年10月7日(金)〜平成17年10月17日(月) |
4. 有効回答者数 | 30,447名 |
5. 回答者の属性 | 金融資産とは【男女内訳】 男性45.金融資産とは 0% 女性54.9% |
【年代別構成】
10代 1.7%、20代 23.1%、30代41.1%、40代23.9%、50代 7.7%、60代2.0%、70代0.4%
みんなの貯蓄事情は?年代別の金融資産保有データから自分の置かれている状況と分かったこと
引用:金融広報中央委員会データより著者作成
見てわかる通り、やはり日本で株式などの金融資産を運用している方は 30%に満たない ようです。
ちなみにアメリカでの株式関連金融資産保有割合は全体でも 約50% 近くはあるそうです。
年代別金融資産保有額
引用:金融広報中央委員会データより著者作成
平均値:データを足し合わせ、データの個数で割った値
中央値:データを小さい(または大きい)順から並べ、真ん中にくる値
平均値は少数が莫大な資産を保有している場合などもあるので、 参考にするには中央値 が良いですね。
金融資産残高の1年前との増減比較
引用:金融広報中央委員会データより著者作成
働き盛りの世代である 金融資産とは 20~50代は増えた ように見えますね。
金融資産残高が増加した理由
引用:金融広報中央委員会データより著者作成
データは前年より”資産が増えた”と回答があった世帯での増加理由の集計になります。
特に大きく目を見張る違いはないですが、やはり 50代には子供の独立による扶養家族の減少 が影響するようです。
年代別貯蓄額
引用:金融広報中央委員会データより著者作成
各年代の各貯蓄額で上位50%の金額グループを 赤色 で塗りつぶしてます。
40代までに2,000万を貯めるには
今回各世代のデータをみてみるとやはり最初の試練としては 「30代のうちに資産を2,000万円保有できるか」 と思いました。
しかし、まわりの人と同じ生活、貯蓄方法ではこの数字を達成するのは 非常に難易度が高い と言えます。
現在、私の資産運用方針としてはまず株式投資によるコアサテライト戦略を軸に、不動産投資の勉強をして将来的に配当と家賃収入で生活費の大半をまかない、好きな仕事をしながら家族と世界旅行をするセミリタイアを目標として進めていきます。
長期的な資産形成に欠かせない 金融資産配分の考え方とは?
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長期保有ならば…
株式投資の心構え モーニングスターの記事で示されていた円建て配当込みS&P500指数の保有期間別リターン(モーニングスターの記事より引用)
1年間の騰落率は上下に大きい
モーニングスター社は円建てで配当込みのS&P500指数の保有期間別リターンを試算しました。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)で純資産総額1位のeMAXIS Slim 米国株式が連動する指数です。2007年5月以降の各月末に投資したと仮定し、1年間、3年間、5年間、10年間保有した場合の年平均リターンの推移を各月ごとに調べました。保有期間別のリターンの最大、最少は1年間の場合、プラス65.18%からマイナス51.91%と大きなぶれがあります。期間が長くなるにつれて年平均リターンのぶれ幅は小さくなり、10年になると年平均プラス21.35%からプラス5.96%となりました。10年間の年平均リターンの最小がプラス5.96%ですので、対象期間の61か月間どの月に投資をしても10年間保有すれば全てプラスでした。ただ、2010年代は米国株にとって記録的な株高が続いた期間でした。ドル円レートも円高から円安に振れました。算定上、すごく有利な結果が出やすい期間である点には留意が必要です。また、投資期間が長期になればなるほど、年平均リターンのブレ幅は小さくなりマイナスリターンの確率は低くなりますが、総資産額のブレ幅は複利効果の影響で大きくなります。つまり、マイナスリターンの確率は小さくなる一方、総資産額変動のリスクは大きくなるということです。
歴史的な大暴落を乗り越えている
モーニングスター社の記事で示されていた円建て配当込みS&P500指数の保有期間別リターン(モーニングスター社の該当記事より引用)
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