オシレーター系テクニカル分析をマスターしよう
アルティメット・オシレーター (Ultimate Oscillator)
考案者:ラリー・ウィリアムズ (Larry Williams) 1985年
(1)当日の「真の安値TL:True Low」:「当日の安値」か「前日の終値」の低い方
(2)当日の「買い圧力BP:Buying Pressure」:当日の終値-当日の真の安値
(3)当日の「真のレンジTR:True Range」:最高値
1)当日高値-当日安値 2)当日高値-前日終値 3)前日終値-当日安値
(4)3期間の「買い圧力」の合計を計算
(5)3期間の「真のレンジ」の合計を計算
0-30%:売られ過ぎ
50%:中立
70-100%:買われ過ぎ
取引ルール
【買いシグナル】 オシレーター系テクニカル分析をマスターしよう
・強気の乖離(ブリッシュ・ダイバージェンス)
価格が安値を更新しているのに、オシレーターの安値が更新されていない場合、それを起こしたボトムの前のトップに注目し、究極のオシレーターがこのトップを上回った時に買いシグナル
売りポジションの手仕舞い
(1)逆のシグナルが出た場合⇒途転する
(2)究極のオシレーターが30%以下になった場合手仕舞う
(3)究極のオシレーターが65%以上になった場合手仕舞う(ストップ・ロス)
【売りシグナル】
・弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)
価格が高値を更新しているのに、オシレーターの高値が更新されていない場合、それを起こしたトップの前のボトムに注目し、究極のオシレーターがこのボトムを下回った時に売りシグナル
買いポジションの手仕舞い
(1)逆のシグナルが出た場合⇒途転する
(2)究極のオシレーターが70%以上になった場合手仕舞う
(3)究極のオシレーターが45%以下になった場合手仕舞う(ストップ・ロス)
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テクニカル分析辞典
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プラチナ&パラジウム週刊レポート
プラチナ市場調査分析とプラチナ投資のインサイトを提供する国際機関「World Platinum Investment Council(WPIC)」は、週刊レポート(2022/6/13号)を発表しました。
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RSIの見方・使い方
RSIは稀に株価に先行して動くことがあり、株価の底打ちや天井圏を予め察知できる場合があります。
ダイバージェンスを実際の売買で使う場合、ダイバージェンス(株価の下落が続いている際にRSIが上昇し始めた状態)を確認し、その後に株価が遅れて反発してくれば、上昇転換する可能性があり、そこがエントリーのタイミングとなります。
その際、RSIにトレンドラインを引いておくと、エントリーのタイミングもわかりやすくなります。
RSIの作成方法(計算式)
RSIの使用日数
日足 一般的には14日がよく使用されています
9日 14日 22日 30日 42日 52日
RSIとRCIの違いは?(RSIの利点)
RSIの利点はピークとボトムを捉えやすい
RSIは計算上、100%や0%になりにくいという性質あり、他のオシレーター指標よりも、株価が過熱しすぎた場合のピークやボトムが捉えやすいという特徴があります。
そのため、株価が一方向に大きく上昇し続けたり、または急激に下げ続けた場合の判断はRSIがお勧めです。
執筆者紹介
伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2021年1月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。
青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数2.25万人以上(2021年1月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。
RSIをトレードに活用してみましょう!「株の達人」 ならテクニカル分析を実践に取り入れるのもカンタンです。
また、RSIと相性のいいテクニカル指標を組み合わせたチャート条件やスクリーニング条件もご用意しておりますので、初心者の方でも安心です。
FXのやり方【過去検証からマイルールを作り爆益を得よう!】
1章 テクニカル分析の哲学
2章 ダウ理論
3章 チャートの仕組み
4章 トレンドの基本概念
5章 主要な反転パターン
6章 継続パターン
7章 出来高と取組高
8章 長期チャート
9章 移動平均
10章 オシレーターとコントラリーオピニオン
11章 オシレーター系テクニカル分析をマスターしよう ポイント・アンド・フィギュア
12章 ローソク足
13章 エリオット波動理論
14章 サイクル
15章 コンピューターとトレードシステム
16章 マネーマネジメントとトレード戦術
17章 株式と先物の関連性
18章 株式市場の指標
19章 チェックリスト
第1部 テクニカル分析の意義
第2部 相場の性格と局面
第3部 テクニカル分析の手法
第4部 体系化されたチャート
第5部 相場環境の分析
補論 数理的分析の解説
時間軸とロスカット設定を考える
過去チャートから検証を行う
- 想定したルールに考察通りの優位性がありそうか
- ロスカットルールは機能していそうか
- 問題点はどこか
検証結果からブラッシュアップする
実際のトレードで(未来チャート)で検証する
トレードの振り返りと検証を繰り返す
実戦で検証したら必ず振り返りを行いましょう。ここをやらないと理解を深めることも新たな発見をすることもできません。この過程でわかったことをルールに還元してまた検証して・・・とサイクルを繰り返すことで段々とルールが固まってきます。
過去の検証でトレードルールを作る具体例
基本原理:移動平均線とグランビルの法則
- 任意の期間の約定値の平均を示す
- 平均約定値が上がっていくのは買いたい人が増えていることを示す
- 移動平均線を下回ると任意の期間で考えたときに割安
- 移動平均線で売り買いが激しくなりやすい
といったことが考えられるのでエントリーは移動平均線で行うのが良いでしょう。移動平均線乖離率が逆張り指標として扱われていることからも移動平均線と価格の関係性は順張りの売買指標として良さそうです。
移動平均線と価格の関係からエントリーを考える原理はないか書籍などで探したところ「グランビルの法則」というものがありました。
テクニカル分析とはなにか
とくに短期的な値動きにおいては、株価はファンダメンタルズ分析による企業価値とは関係なく、株価は需要と供給の関係で大きく値上がりしたり値下がりすることがあるわけです。たとえば、ダイキン工業の株価は上場来高値を更新しながら値上がりしており、長期的には右肩上がりのチャートを描いていますが、細かい値動きを見ていくと短期的には下落しているタイミングもあります。こうした株式市場の中で発生する要因をもとにした投資判断には、テクニカル分析が役立ちます。
ダイキン工業チャート
投資タイミングの判断に最適
過去最高益を更新しながらも、2014年に入ってから株価は伸び悩む川崎重工業
何年も赤字が続きながらも、株価は折りに触れて上昇しているトランスジェニック
株式投資イコール銘柄選びと考える人もいますが、実際は投資タイミングの方がはるかに重要であることが多いのです。
チャート分析は、この投資のタイミングを判断するのに役立ちます。これぞと思う銘柄もすぐに買うよりも、チャートに買いシグナルが出るのを投資することで成功率を高めることが期待できます。
ちなみに、ファンダメンタル分析とテクニカル分析は、決して相反するものではありません。ファンダメンタルズが良好であれば株は買われて上昇し、悪化すれば下落します。こうした株価の軌跡がチャートに描かれるわけですから、チャートはファンダメンタルズも織り込んでいるといえます。ファンダメンタルズ重視の投資家であっても、最低限のテクニカル分析はマスターしておくのがおすすめです。
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